こんにちは。エバーグリーン編集部の愛垣です。
今年の5月、毎年花を見ているのに、名前を知らない花木があることに気付きました。調べてみたら、シャリンバイ。バラ科シャリンバイ属で、冬の間も葉が落ちない常緑樹です。これは、葉のつき方が車の車輪に似ていることと、梅の花に似た花を咲かせることから、漢字では、「車輪梅」と書くそうです。
日本では東北以南、海外では朝鮮半島南側や台湾などに自生しています。育てるのに比較的と手がかからないうえに、潮風や大気汚染、乾燥にも強いので、街路樹や庭木、生け垣として植えられていることが多いようです。
また、シャリンバイは大島紬や芭蕉布を染めたり、ヘアカラーに自然の染料として活用されたりもしているのだとか。身近な存在の花木にも、意外と知らないことがあるのですね。シャリンバイという名前もわかったし、なんだかとても身近な存在に感じられるようになりました。
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