こんにちは。エバーグリーン編集部のまえだです。
街中で、マスクをかけている人の姿を見かけるようになりました。例年、この時期になると流行るインフルエンザや風邪。年末年始は、ふだんはなかなか会社を休めない私がゆっくりできるチャンスなんです。風邪なんかひいていられません。
さて、市販のうがい薬のあの匂いが苦手な私。風邪予防のために、手作りのタイムのハーブティーを使ってうがいをしています。
【タイムのハーブティーの作り方】
- 庭からタイムを一掴み採ってくる
- ササッと軽く水洗い
- ポットに入れて、熱湯を注ぐ
たった3ステップ。無精な私が唯一続けている健康法でもあります。
私の場合は、朝の出勤前に、まず一杯ハーブティーとしてそのまま飲みます。そして、ポットに残ったハーブティーをそのままにして出勤。そうすることで帰宅した頃にはタイムのエキスが染み出た状態に。この濃いハーブティーを使ってうがいするんです。濃い味や冷たいのが苦手なら、少量のお湯を加えてもだいじょうぶ。喉のイガイガが気になるときは、朝の残りをポットに入れて持ち歩き、外出先でもなるべくこまめにうがいするように心がけています。
わが家では、コモンタイムとレモンタイムの2種類のタイムを育てていますが、私の好みは、香りが柔らかめのレモンタイム。喉や口の中がさっぱりするだけでなく、ほのかなレモンの香りで気分もリフレッシュできます。また、タイムの主成分となるチモールは殺菌効果や抗ウイルス作用を備えているといいますから、うがいに使うには、もってこいというわけですね。肉や魚の臭みを抑えるために育て始めたタイムですが、思わぬところで役に立っています。
生命力が強く、冬でも勢いが衰えないタイム。あまり手をかけなくてもどんどん育ちます。これも無精な私にはぴったりなのですが、この生命力が、人にも元気を与えてくれるのかななんて思っています。
*ハーブの使用は注意が必要です。持病やアレルギーを持っていたり、妊娠していたりするかたは、専門家にアドバイスを求めてくださいね。
エバーグリーン編集部オススメサイト
- タイムの歴史と特徴。その毒性にも触れています。
- タイムとウォッカを使ったうがい薬やタイムの咳止めシロップも。
「ハーブのうがい薬の作り方」(諒設計アーキテクトラーニング)
- タイムにこんなに種類があるとはびっくり!?
- 「秋のタイム、ハーブの植付けと育て方」(YouTube)
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