こんにちは。エバーグリーン編集部の愛垣です。
「み~かん~の は~なが~~~ さ~いて~いる~~~♪」
「みかんの花咲く丘」という童謡の冒頭です。
この歌にあるとおり、4~5月にかけて、みかんの花が咲き、みかんの産地はもとより、町の中でもみかんの花のさわやかな甘い香りがする季節です。
さてみかんにまつわるクイズです。
【問1】日本のなかで一番みかんを多く生産しているのは何県でしょう?
【答え】第1位は和歌山県、愛知県、静岡県と続きますが、そのいずれの地域も、温暖な気候という共通点があり、日当りのいい山の南側斜面にみかん畑が広がっているところが多いようです。
【問2】みかんの種からは芽が出ることはありますか?
【答え】出ないこともありませんが、接ぎ木で増やすのが一般的です。
【問3】みかんを食べ過ぎると、手足が黄色くなるのはなぜ?
【答え】みかんに含まれる「βクリプトキサンチン」が原因です。「βクリプトキサンチン」はカロテノイド色素を含んでいるため、みかんをたくさん食べると、手足が黄色くなるのです。食べるのを止めると、自然と体から排出されるので、特に治療の必要はないようです。
【問4】みかんの香りには、何か効果がありますか?
【答え】みかんの皮には、リモネンやテルピネンといわれる香り成分が含まれています。これらの香り成分には、リラックス効果があることが知られており、化粧品やアロマセラピーで用いられています。また、リモネンには代謝を上げ、脂肪の燃焼を高めたり、免疫細胞を活性化させる働きをしたりするといわれています。
【問5】みかんは冬の果物ですよね。
【答え】4~5月に食べられる柑橘類には、甘夏みかんやデコポン(不知火)があります。ハウスみかんも、早いものは5月から出回ります。
身近にありながら、知っていそうで知らないみかんの話。季節毎に旬のみかんが食べられる頒布会に申し込んでしまいました。
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