さすが、園芸大国ニッポン。全国津々浦々で様々な園芸イベントが開催されています。そこで、実際にイベントに参加しその様子をレポートさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします!
第1回目の今回は、毎年東京ドームで開催されている『ラン展』のレポートです。
ラン展の見どころは…
なんといっても見どころは、冬の花の少ない時期に溢れるばかりのランです。もう、外が冬だなんてことを忘れてしまうほどの会場内の熱気です。今回筆者はオープニングから会場入り(!)、式典などもちゃっかり見学。テープカットの豪華さなどは圧巻でした。
そして昨年まではランオンリーだった会場は、「花と緑の祭典」に模様替えしただけにランだけでなく様々な植物と出あえるのです。会場内はシンボルモニュメントを中心に、気軽に参加できるワークショップや花々、雑貨などを扱うボタニカルマーケットもあります。
驚きはランだけではない!
今年のラン展では食虫植物と神秘的な花々がコラボ。世界最長の花弁を持つパフィオペラディラム属サンデリアナムや、筆者の大好きなウッチ~!いえ、ウツボカズラが幻想的に展示されているスペースもあり、至福の時を堪能しました。
また、会場内のメインステージでは各種のフラワーデモンストレーションなどもあり、心がウキウキ、春気分になることまちがいなし!また、遠くは沖縄からの水槽があり、熱帯魚やカメの姿も見ることができます。これなら、お子さまが一緒でも十分楽しむことができそうです。
コンセプトは、暮らしに、蘭と花を取り入れることを愉しむ
植物ってステキ、ランってキレイ! でも、暮らしのなかにどんなふうに取り入れたらいいんだろう……とお悩みの方へのとっておきのヒントも盛りだくさん。
テーブルに飾るランの演出方法はもちろん、庭先、お部屋などで上手にグリーンを演出するその道のプロのあの手、この手のアイデアがたっぷりと紹介されています。
なかでも~Let’s Enjoy Outdoor〜(メルティス)は、日常に生かせる夢のある空間演出をテーマにした、陶器のネコちゃんたちがカワイイ作品でした。
ナイトタイムもあり!
そして、日によってはなんと夜9時までたっぷりと楽しめること。もちろんナイト入場券も販売され、夕方5時からの入場にはなりますが、とてもリーズナブルにラン展を楽しむことができます。また、4K、8K、ホログラムといった最新映像技術を駆使した光と花のシンフォニーをナイトタイムには楽しむことができますよ。
世界らん展2019ー花と緑の祭典ーは2019年2月22日(金)まで開催中です。
(写真・取材・文/グリーンアドバイザー・開運文様研究家 ふじえりこ)