植物図鑑
ヤマアイ
ヤマアイ属
ヤマアイ
学名:
Mercurialis leiocarpa
〔基本情報〕
林内や林縁でみられる高さ40cmほどの多年草。
地下を横に這う細い根茎をもちます。
茎は直立して、毛はありません。
葉は対生する単葉で、長さ2.5~12.5cm、幅1.5~5cmの披針形~卵形となります。
葉の表面には光沢があり、葉脈がへこみ、まばらに毛がはえます。
葉の縁には鋸歯があります。
長さ1.3~5.5cmの葉柄をもち、茎の上部の葉では葉柄は短くなります。
葉柄の基部には披針形~卵形の托葉があります。
雌雄異株または同株となります。
葉腋から長さ1~12.5cmの密穂花序を出し、まばらに緑色の小さな花をつけます。
花には花弁がありません。
果実は幅0.5~0.6cmの蒴果です。
〔利用〕
茎葉を染料とし、日本最古の染料ともいわれます。
薬用にもされます。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
半日陰で水はけがよく、適度に湿り気のある場所をこのみます。
夏の乾燥に弱いので注意します。
施肥は初夏と秋に有機質の肥料を施します。
病虫害は特にありません。
名前
ヤマアイ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:日本海側と静岡県以西の太平洋側、四国、九州、琉球)、東アジア~ヒマラヤ
形状
草丈・樹高
400mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
緑
花径
花序の長さ
10〜125
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
日本最古の染料ともいわれる
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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