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植物図鑑

ツルマサキ

ニシキギ属 ツルマサキ
学名: Euonymus fortunei var. fortunei

〔基本情報〕
林内でみられる常緑つる性木本。
気根を出して、地表を這うか他のものによじ登ります。
葉はふつう対生、ときに輪生や互生する単葉で、長さ1.5~6cm、幅0.7~3cmの楕円形、厚みと光沢があり、縁には波状の低い鋸歯があります。
葉柄は長さ0.3~1cmです。
葉腋に長さ1.5~8cmの集散花序を出し、7~31個の花をつけます。
花序には1~6cmの柄があります。
花は径0.5cmの4弁花で、淡い緑色です。
果実は径0.5~0.6cmほどの球形の蒴果で、淡い紅色に熟して4つに割れ、朱色で光沢がある種子を出します。

〔利用〕
茎葉を薬用に用います。

〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日当たりがよい場所であれば土質を選ばずによく育ちます。
半日陰にも耐えます。
水やりは植えつけ後2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えで根づいた株は真夏に晴天が続き、ひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株のまわりに施します。
病虫害としてはうどんこ病やカイガラムシがあります。

名前
ツルマサキ(蔓柾、蔓正木)、ナガバツルマサキ(長葉蔓柾、長葉蔓正木)、マルバツルマサキ(丸葉蔓柾、丸葉蔓正木)、リュウキュウツルマサキ〔CR〕(琉球蔓柾、琉球蔓正木)
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~琉球)、東アジア~インド
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、互生、輪生
縁の形
波状、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
4
花の色
花径
5
花序の長さ
15〜80
実の色
赤、桃
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、ロックガーデン、生垣、トピアリー、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20798
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