植物図鑑
フウラン
フウラン属
フウラン
学名:
Neofinetia falcata
〔基本情報〕
樹上や岩上に着生する常緑多年草。
太く白い根が長くのびます。
茎は短く、基部でよく枝分かれして、葉鞘に覆われます。
葉は2列に互生する単葉で、長さ5~10cm、幅0.7~0.8cmほどのひも状で、V字形に2つ折りになり、質がかたく、湾曲します。
総状花序を出し3~10個の花をつけます。
花は白色で芳香があります。
萼片と側花弁は線状披針形です。
唇弁は3裂します。
長さ4~5cmになる細長い距があり、距は前方に湾曲しながら垂れ下がります。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
温暖な気候を好み、冬越しには-4℃以上が必要です。
風通しがよい半日陰で、冬の北風があたらない場所で育てます。
水苔やバークに植え込むか、ヘゴ板や木に貼り付けます。
水やりは春から秋は植込み材料の表面が乾いてから与え、ヘゴ板や木に着生させているものは毎日与えます。
冬は1週間~2週間に1回、霧吹きで湿らせる程度にして越冬させます。
施肥は新芽の伸びるころと秋に薄めた液肥を1回ずつ与える程度でよいです。
病虫害は特にありません。
名前
フウラン(風蘭)、フウキラン(富貴蘭)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方南部以西~琉球)、済州島、朝鮮南部、中国東南部
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
水苔、不要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
VU:絶減危惧II類
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23359
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事