植物図鑑
オモダカ
オモダカ属
オモダカ
学名:
Sagittaria trifolia var. trifolia
〔基本情報〕水田や池沼など、浅水中にはえる高さ80cmになる抽水性の多年草。
走出枝が地中を這い、先端に塊茎をつけます。
塊茎は径0.5~1cmの楕円形で長いくちばし状の芽があります。
葉は根生し、沈水葉と抽水葉の2タイプがあります。
沈水葉は線形で、葉柄がありません。
抽水葉は長さ7~30cmの矢じり形で、長い葉柄をもちます。
花は花茎の節に3輪生し、全体で総状花序をなします。
花には雄花と雌花があり、ともに白色の3弁花で、雄花は花序の下部に、雌花は上部につきます。
果実は痩果です。
〔利用〕全草を薬用とします。
〔栽培〕増殖は分球によります。
荒木田土など重い土を用いて、日当たりのよい場所に植えます。
根が常に水に浸るようにし、水深は深くても10cm程度までとします。
施肥は春~秋に油かすを用土に埋め込みます。
病虫害は特にありません。
名前
オモダカ(面高、沢瀉)、ハナグワイ(花慈姑)、arrowhead、threeleaf arrowhead、Chinese arrowhead
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本、ユーラシアの温帯~熱帯
形状
草丈・樹高
800mm
葉の形
分裂葉、線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
3
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
60389
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