植物図鑑
セキショウ
ショウブ属
セキショウ
学名:
Acorus gramineus
〔基本情報〕川辺の岩場や溝、小川の縁などに群生する高さ10~30cmほどの常緑多年草。
よく枝分かれして、芳香がある根茎をもちます。
葉は2列に互生して直立します。
葉は長さ30~50cm、幅0.2~0.8cmの線形で中央の主脈は不明瞭です。
葉の間から花茎を出し、先端に長さ5~10cmの肉穂花序をつけます。
花は花序に密について、小さく、淡い黄緑色の花被片が6枚つきます。
果実は緑色で、やや乾燥して蒴果状にみえる液果となります。
〔利用〕根茎を乾燥させたものを生薬として利用します。
〔栽培〕増殖は実生、株分けによります。
実生の場合は種子が乾燥しないよう湿地に取播します。
日向~半日陰の有機質を含んだ水もちのよい土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は水切れに注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は少量の元肥を施せば、特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
名前
セキショウ(石菖)、grass-leaf sweet flag、dwarf sedge、Japanese rush、Japanese sweet flag
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月、3月、4月、5月
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州~九州)、済州島、中国、東シベリア、台湾、フィリピンインドシナ、ミャンマー、インド北東部
形状
草丈・樹高
100〜300mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
6
花の色
緑
花径
花序の長さ
50〜100
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐湿性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、壁面緑化、水辺緑化、コンテナ、アクアテラリウム
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20089
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