ケンタウレア ラグシナ

ヤグルマギク属 ケンタウレア ラグシナ
学名： Centaurea ragusina

〔基本情報〕
高さ30～60cmになる比較的短命な常緑多年草。
原産地では地中海気候の沿岸地の岩場や崖地でみられます。
茎の基部は木質化します。
茎や葉が白色の短い毛で密におおわれ、株全体が銀白色に見えます。
葉はロゼット状につき、長さ15cmほどで羽状に裂け、やや質が厚いです。
頭花は茎先につき、径5cmほど、鮮やかな黄色、全て筒状花からなり、アザミの花のような形です。

〔栽培〕
増殖は挿木、株分けによります。
日当たりと水はけ、風通しのよい場所を好みます。
酸性土壌や高温多湿を嫌います。
水やりは多湿にならないように注意し、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料を与えすぎると間延びして倒れやすくなるので、施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えの場合は月に1回化成肥料を置き肥してもよいです。
病虫害は特にありません。