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植物図鑑

オオヒナユリ

ヒナユリ属 オオヒナユリ
学名: Camassia leichtlinii

〔基本情報〕
湿った草原にはえ、卵形の鱗茎をもつ球根性の多年草。
葉は根出する単葉で、長さ60cmほどの線形となり、基部は鞘状です。
高さ0.6~1.2mになる直立する花茎の先に総状花序を出し、星形に開く6弁花を多数つけ、花序の下から順に咲いていきます。
花色は白色、クリーム色、青色、紫色などで、黄色い葯がめだちます。
果実は蒴果です。

〔利用〕
鱗茎はアメリカ先住民族や入植者にとって重要な食糧でした。

〔栽培〕
増殖は分球や実生により、こぼれダネでも増えますが、実生の場合は開花までに3~4年かかります。
日当たりと水はけがよく、適度に湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
球根は深さ10~15cm、株間15~20cmほどの間隔で植え込みます。
環境が合えば数年は植えっぱなしでも開花します。
水やりは生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中は乾かし気味に管理します。
施肥は元肥のほか、芽出しのころに追肥を施します。
球根を掘り上げる場合は初夏に葉が枯れ始めたら掘り上げて、風通しのよい暗所で乾燥貯蔵します。
茎は丈夫なので支柱はほとんど必要ありません。
病虫害は特にありません。

名前
オオヒナユリ(大雛百合)、カマシア ライヒトリニー、great camas、large camas、Leichtlin's camass
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ西部
形状
草丈・樹高
600〜1200mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
黄白、青、紫、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
球根
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
5a〜9b
病害
虫害
香り
味覚
食用
球根
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
58302
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