ネモフィラ マクラタ

ルリカラクサ属 ネモフィラ マクラタ
学名： Nemophila maculata

〔基本情報〕
高さ20cmほどになる一年草。
茎や葉に軟らかい毛がはえ、よく枝分かれして、横に広がります。
葉は対生し、長さ3cm、幅1.5cmほどの長楕円形～卵形で、羽状に裂けます。
花は単生し、花冠は径3cmほどで5裂する浅いボウル形～車形となり、白色に紫色の脈がはいり、それぞれの裂片の先端に濃い紫色の斑点があります。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
秋播き一年草ですが、寒冷地では春播きもできます。
移植を嫌うので、直播きするかポットに播いて定植します。
雨に弱く、涼しく乾燥した場所を好みます。
日当たりと水はけがよく、腐植質に富んだ肥沃な砂質土壌を好みます。
高温多湿に弱いです。
寒風や霜は避けるようにしますが、防寒しすぎるとかえって徒長してしまいます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
水や肥料は与えすぎると徒長するので、やや乾燥気味で肥料も少なめのほうが株が締まって丈夫に育ちます。
枯れ葉や花がら、混んだ枝はこまめに取り除き、株の風通しを良くします。
病虫害としてはうどんこ病、灰色かび病、アブラムシがあります。