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植物図鑑

ヒメツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ属 ヒメツルニチニチソウ
学名: Vinca minor

〔基本情報〕
常緑多年草または亜低木。
茎は株元から数多く出て、花をつける茎は立ち上がりますが、花をつけない茎は地を這って広がります。
葉は対生する単葉で、長さ2~4.5cm、幅1~2.5cmの楕円形になり、表面に光沢があります。
ツルニチニチソウに似ますが葉の縁に毛がありません。
花は葉腋に単生し、径2~3cmで紫色です。
花冠は筒状で、先は5裂して一方向にねじれます。
果実は円柱形の袋果です。

〔利用〕
全草有毒ですが、薬用となります。

〔栽培〕
増殖は株分け、挿芽によります。
寒冷地では葉が傷むので、霜除けなど防寒をすると長く葉の色を楽しめます。
日向~日陰までよく育ち、水はけと通気性のよい肥沃な土壌を好みます。
日向の方が花つきはよくなりますが、斑入りの品種は夏の強い直射日光で葉焼けをおこしやすくなるので半日陰のほうがよいです。
水やりは過湿にならないよう注意し、鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は根がしっかりと張ってしまえば、降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
斑入りの品種で緑一色の葉しかつかない枝が出てきたら、原種への先祖返りなので、枝ごと切り取ります。
病虫害は特にありません。

名前
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日日草)、lesser periwinkle、dwarf periwinkle、creeping myrtle
生活型
亜低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
ツルニチニチソウ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地域
形状
匍匐
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
青、紫、白
花径
20〜30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け、挿芽
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20074
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