植物図鑑
アフリカン マリゴールド
コウオウソウ属(マンジュギク属)
アフリカン マリゴールド
学名:
Tagetes erecta
〔基本情報〕高さ50~100cmになる一年草。
葉や総苞に油腺があり、独特の強い臭いがあります。
よく枝分かれして、株がやや横に広がります。
葉は互生し、羽状に深く裂けて、縁には鋸歯があります。
茎先に径5~12cmの頭状花序を出し、八重咲のものが栽培されます。
花色は黄色、オレンジ、クリーム色などがあります。
果実は痩果です。
〔来歴〕日本には江戸時代の前半には渡来しています。
〔利用〕花は薬用にされます。
花はサラダなどの風味づけに使われるほか、染料や卵黄の黄色を濃くするための飼料として使われます。
精油も得られます。
ネマトーダの駆除に有効であることから、野菜を育てる際のコンパニオンプランツとしても利用されます。
〔栽培〕増殖は実生、挿芽によります。
日当たりと水はけがよければ土質を選ばずによく育ちます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
肥料が多いと葉ばかり茂って花が咲きにくくなるので、よほど痩せ地でないかぎりは施肥は元肥のみで十分です。
病虫害としてはハダニがあります。
〔備考〕アフリカン マリゴールドの名は、スペインに導入されたのち、アフリカ北部に広がったことによります。
名前
アフリカン マリゴールド、センジュギク(千寿菊)、マンジュギク(万寿菊)、Mexican marigold、Aztec marigold、African marigold
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ
形状
草丈・樹高
500〜1000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
橙、黄、黄白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ
香り
味覚
食用
花
毒性
有用
薬用、食用、精油、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14416
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