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植物図鑑

ニワナナカマド

ホザキナナカマド属 ニワナナカマド
学名: Sorbaria kirilowii

〔基本情報〕高さ3mほどになる落葉低木。
全体に無毛です。
よく枝分かれします。
葉は互生する奇数羽状複葉で、6~10対(13~21枚)の小葉からなります。
小葉は長さ4~7cm、幅1.5~2cmの楕円形で、側脈は15~23対あります。
葉の縁には鋸歯があります。
枝先に大きな円錐花序を出し、多くの花を密につけます。
花は径5~7mmで白色の5弁花です。
雄しべは20本あり、花弁より短いかほぼ同じ長さとなります。
果実は袋果です。

〔栽培〕増殖は実生、挿木によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
水やりは夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株の周りに施します。
病虫害としてはうどんこ病、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)などがあります。

〔備考〕ホザキナナカマドに似ますが、小葉の数や、雄しべの数と長さで区別できます。

名前
ニワナナカマド(庭七竈)、チンシバイ(珍至梅)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
ホザキナナカマド
植え付け(または播種)季節
2月、3月、11月、12月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国北部
形状
分枝
草丈・樹高
3000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
5
花の色
花径
5〜7
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
生垣、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19635
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