シロバナマンサク

シロバナマンサク属 シロバナマンサク
学名： Fothergilla

〔基本情報〕
落葉低木。
葉は互生する単葉で、楕円形～卵形、上部の縁に欠刻または粗い鋸歯が多くあります。
秋に黄色～赤色に色づきます。
葉の展開前か展開と同時に開花します。
枝先に頭状～穂状花序を出します。
花には花弁がなく、雄しべの太く白い花糸が目立ち、花序全体がブラシ状になります。
果実はかたい蒴果で、嘴状の突起があります。

〔栽培〕
増殖は実生、取木、挿木によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
強い西日が当たる場所は適しません。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続き乾燥する場合を除き、降雨にまかせます。
施肥は寒肥と花後のお礼肥えとして緩効性化成肥料または油かすを施します。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
日本でシロバナマンサクの名で出回っているものはFothergilla majorとF. gardeniiおよび交雑園芸品種です。