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植物図鑑

ワックスフラワー

Chamelaucium属 ワックスフラワー
学名: Chamelaucium uncinatum

〔基本情報〕高さ2~3mになる常緑低木。
枝は細く、よく枝分かれし、樹高と同じくらいの株幅となります。
葉は対生する単葉で、長さ4cmのほぼ円柱状となる線形で、先端は鉤状に曲がります。
葉には芳香があります。
枝先や枝の上部の葉腋に短い柄をもつ径7.5~15cmの散房花序を出します。
花は径1.2~2.5cmの5弁花で、ロウ細工のような質感です。
花色は白、桃、赤、赤紫などがあります。
果実は堅果です。

〔栽培〕増殖はおもに挿木によります。
日当たりと水はけ、水もちがよい場所を好みます。
日によく当てたほうが丈夫で締まった株になりますが、夏の直射日光では葉焼けをおこすことがあります。
温暖で乾燥した気候を好み、乾燥には強く、軽い霜にも耐えます。
高温多湿に弱いので、夏は風通しの良い明るい日陰に移動します。
冬越しには5度以上が無難なので、冬は室内の日当たりがよい場所で管理します。
水やりは春から秋は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春と秋に月に1回、緩効性肥料を施します。
花後に、強めに剪定すると樹形を形よく保つことができます。
病虫害としては根腐病、灰色かび病、アブラムシ、カイガラムシなどがあります。
多湿になると根腐病が発生します。

名前
ワックスフラワー、Geraldton wax、waxflower
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
オーストラリア西部
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜3000mm
葉の形
線形
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
赤、紫、桃、白
花径
12〜25
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
鉢植、切花、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
根腐病、灰色かび病
虫害
アブラムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
67218
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