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植物図鑑

イガトキンソウ

イガトキンソウ属 イガトキンソウ
学名: Soliva anthemifolia

〔基本情報〕
道端などにはえる高さ5~10cmの一年草。
茎は地を這い、ごく短いかほぼ無茎となります。
葉は束生状に互生して立ち上がり、長さ5~15cmの長楕円形で、2~3回羽状に深く裂け、両面にまばらに軟毛がはえます。
葉の裂片はふつう7~11個あり、最終裂片の幅は0.1cmほどで先がとがります。
径0.5~1.2cmで黄緑色の頭花が株の中心に地面に接するようにつき、頭花には柄は無く、しばしば基部から根を出します。
頭花は外側に多数の雌花があり、中心に8~12個の両性花があります。
雌花には花冠はなく花柱だけがあり、両性花には黄色く先が3裂する花冠があります。
総苞は球形で、総苞片は膜質で1列に並び、総苞の周りは葉柄の基部に囲まれます。
果実は長さ0.2cmの倒披針形~倒卵形となる痩果で、幅より長さが長くなります。
痩果の両側にはコルク質の翼があり、先端には長い嘴状になった花柱が残ります。

〔来歴〕
1910年頃に田代善太郎により長崎で採集され、1911年に牧野富太郎により発表されました。
西日本に帰化しています。

〔備考〕
栗のイガのような形をした頭花から名がつきました。

名前
イガトキンソウ、シマトキンソウ、タカサゴトキンソウ、button burrweed
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
マメカミツレ、メリケントキンソウ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アメリカ(エクアドル、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ)
形状
草丈・樹高
50〜100mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
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