クナウティア マケドニカ

Knautia属 クナウティア マケドニカ
学名： Knautia macedonica

〔基本情報〕
高さ80cmほどになる短命の多年草。
茎は細く、枝分かれします。
葉には根出葉と茎に対生する葉があり、ともに羽状に裂けるか、分裂しない単葉となります。
枝先に径1.5～3cmで濃い赤紫色の頭状花序を上向きに咲かせます。
花序の中心部の花は小さく管状ですが、縁に並ぶ花では二唇状に大きく発達して外側に広がります。
果実は痩果です。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
こぼれダネでも増えます。
暑さには比較的強いですが、高温多湿にあうと株が弱ることがあります。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
中性～アルカリ性の土壌向きです。
水やりは、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えでは春と秋に緩効性化成肥料を少量施してもよいです。
種を採らないのであれば、開花後の花茎を根元から切り取ると株が疲れません。
病虫害は特にありません。