植物図鑑
シナレンギョウ
レンギョウ属
シナレンギョウ
学名:
Forsythia viridissima
〔基本情報〕落葉低木。
新枝は緑色で、枝には4稜があります。
髄の断面ははしご状です。
葉は対生する単葉で、長さ6~10cm、幅1~3cmの長楕円形で、ふつう上半分の縁に鋸歯がありますが、全縁となることもあります。
長さ0.7~1.2cmの葉柄があります。
花は葉が出る前のと同時に咲き、腋芽に1~3個束生します。
花は黄金色で、花冠は4深裂し、裂片は幅0.5cmの長楕円形です。
果実は長さ1.5~1.7cmで三角状広卵形の蒴果です。
種子は長さ5mmほどで、翼はありません。
〔利用〕果実は薬用とします。
〔栽培〕増殖は挿木、取木、株分けによります。
日当たりと水はけ、通気性がよく、肥沃で適湿な土壌を好みます。
強い西日を嫌います。
乾燥した場所では生育が悪く、ハダニがつきやすくなります。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
水やりは鉢植えでは土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、夏は水切れをおこさないよう朝と夕方の2回潅水します。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機肥料を、花後にお礼肥として緩効性化成肥料を施します。
剪定を行う場合、6月に翌年の花芽ができ始めるのでこの時期以降は強剪定は避けます。
病虫害としてはうどんこ病、ハダニ、カイガラムシなどがあります。
名前
シナレンギョウ(志那連翹)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
レンギョウ、チョウセンレンギョウ
植え付け(または播種)季節
12月、1月、2月、3月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
7月、8月、9月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国
形状
分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
束生
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
黄、緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、生垣、花壇、切花、公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
ハダニ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54378
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