EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

ヘクソカズラ

ヘクソカズラ属 ヘクソカズラ
学名: Paederia foetida

〔基本情報〕
日当たりのよい道端や草地でふつうにみられるつる性多年草。
全体に独特なにおいがあります。
つるは左巻き(上から見て反時計回り)で、他物に絡みついて登り、基部は木質化します。
葉は対生する単葉で、長さ4~10cm、幅1~7cmの披針形~卵形となり、基部は心形です。
葉の縁は全縁です。
葉柄があります。
葉腋から出る花序はよく枝分かれして、数個から数十個の花をつけます。
花は漏斗形で先が浅く5裂し、白~淡い紅色となり、内側は紅紫色で腺毛が密にはえます。
果実は球形の核果で黄褐色に熟します。

〔利用〕
果実を民間薬としてしもやけやあかぎれに外用します。

〔備考〕
別名のヤイトバナは花の中央が赤いのをお灸(やいと)をすえた痕に例えた名です。
海岸にはえ葉に毛がなく光沢があるものをハマサオトメカズラ、花冠が長いものをツツナガヤイトバナ、葉に毛が多いものをビロードヤイトバナとよび区別する場合もあります。

名前
ヘクソカズラ(屁糞葛)、ヤイトバナ(灸花)、サオトメカズラ(早乙女葛)、ハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)、アケボノヤイトバナ(曙灸花)、ビロードヤイトバナ、サメハダヘクソカズラ、ツツナガヤイトバナ、skunkvine、stinkvine、Chinese fever vine
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本~東南アジア
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
岐散花序(二出集散花序)
花弁の数
花の色
赤、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
切花
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
検索サイトの検索キー
コメント

「 ヘクソカズラ 」の投稿写真