植物図鑑
イジュ
ヒメツバキ属
イジュ
学名:
Schima wallichii subsp. noronhae
〔基本情報〕
高さ10mほどになる常緑高木。
小枝にははじめ絹毛状の毛がはえますが、すぐに無毛となります。
葉は互生する単葉で、枝先に集まってつく傾向があり、長さ10cm前後の長楕円形です。
葉の縁には低い波状の鋸歯または低く鈍い鋸歯があり、ときに全縁となります。
新芽は赤色を帯びます。
枝先に短い総状花序を出し、径4~5cmほどの白色の5弁花をつけます。
花弁はまるく、平らに開きます。
雄しべは黄色く、多数あります。
萼片は長さ1.5~3.5mmと小さいです。
果実は扁球形で木質の蒴果で、熟すと5裂します。
種子は扁平で、縁に薄く狭い翼があります。
〔利用〕
材を建築に用います。
樹皮からはタンニンが得られます。
〔栽培〕
増殖は挿木、取木によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
名前
イジュ
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
ヒメツバキ
植え付け(または播種)季節
10月、11月、3月、4月、5月、6月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(奄美以南)、東アジア~東南アジア
形状
直立
草丈・樹高
10000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、波状、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
40〜50
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
75251
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