植物図鑑
カラクサナズナ
マメグンバイナズナ属
カラクサナズナ
学名:
Lepidium didymum
〔基本情報〕
畑や道端などでみられ、悪臭がある高さ10~20cmの一年草または越年草。
茎は基部からよく枝分かれして広がり、淡緑色でやや光沢があり、無毛となるか白色の毛がまばらにはえます。
葉には根出葉と茎に互生する葉があり、1~2回羽状に深く裂け、側裂片は3~7対あります。
花序は根生するか茎葉に対生する小さな総状花序で、花は径1mmほどの白~淡い黄色の4弁花ですが、ときに花弁が退化します。
果実は高さ1.5mm、幅2~3mmで扁平な球が横に並んで合わさった形をしていて、表面には網目状の細かい凹みがあり、各室に1個の種子があります。
果実は熟しても裂開しません。
〔来歴〕
明治32年頃(1899年)に小笠原で確認され、各地に帰化しています。
〔備考〕
乳牛がこの草を食べると悪臭が牛乳に移るため、問題となります。
名前
カラクサナズナ(唐草薺)、カラクサガラシ(唐草芥子)、インチンナズナ(茵蔯薺)、lesser swine-cress
生活型
一年草、越年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アメリカ原産と考えられる
形状
草丈・樹高
100〜200mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
4
花の色
黄白、白
花径
1
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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