イワナズナ

イワナズナ属 イワナズナ
学名： Aurinia saxatilis

〔基本情報〕
原産地では岩の多い山岳地帯にはえる高さ10～30cmになる常緑多年草。
マウンド状に茂ります。
全体に細かい毛がはえます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は長さ3～8cmのへら形となり、しばしば羽状に裂けます。
径1cmほどの黄色い4弁花を密につけます。
果実は短角果です。

〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
水やりは過湿にならないよう注意し、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は春と秋に緩効性肥料を置き肥します。
開花後に切り戻すと、蒸れにくくなり、夏越しがしやすくなります。
また切り戻すことでこんもりとした草姿を保つことができます。
病虫害としてはアブラムシがあります。