こんにちは。エバーグリーン編集部です。
「クリスマスにまつわる植物の話」第2回目に登場する植物は、ポインセチアです。クリスマスカラーである赤(イエスキリストの血の色・愛と寛大さを表します)と白(純潔)、緑(永遠の命・愛の象徴)が美しいポインセチアは、クリスマスを代表する植物のひとつです。
さて、このポインセチア、ふだん私たちが花びらだと思っている赤や白の部分は、実は包葉といわれる葉っぱです。よく見ると葉脈が見えます。この葉っぱを上から見ると、キリスト教の聖地であるベツレヘムの星に見えますね。
花屋さんに並ぶポインセチアを見かけるとつい欲しくなって、毎年のように購入するのですが、手入れが悪いのか、いつもすぐに枯らしてしまいます。それもそのはず、ポインセチアの原産地は中南米のメキシコ。寒いところは苦手なのです。
ポインセチアを長く楽しむには、日中は窓際などの日当たりのいい場所に置き、土の表面が乾いたら水を控えめにやりましょう。また乾燥しないよう、暖房器具からの風が直接当たらないようにすることも大切です。
最近は品種改良が進んで、定番の赤や白だけでなく、さまざまな色や形のポインセチアが増えています。先日、花屋さんの店先で、葉っぱに当たる部分が内側にクルンとカールしたかわいいポインセチアを見つけました。そのキュートな形に見取れていると、店員さんが「ウィンターローズ」という名前を教えてくれました。
一目惚れしたこのポインセチアは、お世話になっているかたへクリスマスプレゼントとして贈ろうと思います。
街のあちこちで、キラキライルミネーションが輝いています。クリスマスはもう間近です。
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より詳しいポインセチアの育て方はこちらをご確認ください。
花言葉、品種、ポインセチアのあれこれ。
どんなポインセチアを選びますか?
- 折り紙 「ポインセチア」 の折り方|クリスマス飾り(YouTube)
ちなみに、私が買ったウィンターローズはこんな形でした。
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