「冬の室内を華やかにしてくれる花は?」と問われて、真っ先に思い出される花の一つはシクラメンではないでしょうか。
シクラメン(サクラソウ科シクラメン属)は、地中海沿岸東部原産の多年草です。球根植物ですが、分球しないのでタネで増やします。種類も多く、鉢植えはもちろん、寄せ植えやガーデニング用など多くの種類が見られます。
冬の花として入手しやすいシクラメンですが、意外とデリケートです。葉の大きさが均一で、引き締まった(揺すってもグラグラしない)株を選びましょう。また、シクラメンは葉1枚につき花を1輪つけます。つまり、葉が茂っている株の方がたくさん花を咲かせるので、葉の数が多い株を選ぶと良いですね。
以前シクラメンを紹介した記事(冬の植物を楽しむ「シクラメンのかほり」って?)でも書いていますがシクラメンの香りをご存じのかたは少ないかもしれません。しかし、私は子どもの頃、シクラメンの香りを嗅いだ記憶があります。個人的には、バラの甘さに爽やかさがブレンドされている印象でした。近年、香りがあるシクラメンも増えているようで、うれしく感じています。
昨年ですが、近くのホームセンターで、花齢40年というシクラメンに出会いました。栽培講習の目玉として飾られていたのですが、上手に世話をしたら、40年もの長い期間、楽しめるのです。私も今年は、シクラメンに挑戦してみようと思います。
- シクラメンの花言葉:(花色で花言葉に違いがある):「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」
エバーグリーン編集部オススメサイト
- シクラメンの育て方、栽培方法(みんなの趣味の園芸)
- シクラメンに関する情報がまとめて提供されています(ガーデニング花図鑑)
(エバーグリーン編集部 愛垣)
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