寒くなると美しく色付くハボタンは、門松の根元にアレンジされていたり、花壇を豪華に飾っていたり、冬には欠かせない植物です。ハボタンという名前は、その姿が牡丹の花によく似ていることからその名前が付いたといわれています。
さて、キャベツやケール、ブロッコリー、カリフラワーもハボタンと同じアブラナ科アブラナ属。どうりで見た目がよく似ているわけですね。原産地であるヨーロッパではそもそも野菜だったというのも頷けます。また、春に花を咲かせるハボタンの花の形は、菜の花にそっくりです。なるほど菜の花も同じアブラナ科アブラナ属でした。こんな風に共通点を探してみるのもおもしろいですね。
ハボタンは、花を楽しんだ後に花の下あたりで切り取ると、そこから新芽が出てきます。その新芽が伸びると、茎の先に新しいハボタンができてきます。そしてまた寒くなると、葉っぱが色付きます。その様子は人が踊っているように見えることから「踊りハボタン」と呼ばれます。これまでハボタンは一年草だと思っていましたが、実は多年草、翌年も楽しめるというわけです。
最近では、高さのある踊りハボタンを使った寄せ植えを見かけることも増えて来ました。また、小さな品種も登場し、花壇だけではなく寄せ植えなどにも取り入れやすくなってきています。今年の冬は私もハボタンを使ったガーデニングに挑戦してみようと思います。
- ハボタンの花言葉:「祝福」「物事に動じない」「利益」
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(エバーグリーン編集部 愛垣)
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