美しいあじさい(紫陽花)に心癒される
通称「高幡不動」。正式名称は「高幡山明王院金剛寺」。ここでは、6月1日〜30日まであじさいまつりが開催され、山内あじさいの無料拝観をはじめ、山内八十八ヶ所クイズの会、茶庭の拝観なども楽しむことができます。
まずは、ご神木?
実は都内にご神木はないかとネット検索していたら、高幡不動にそれらしきものがある、しかも編集さんからNGとされてるイチョウではない!! これは行くしかないと高幡不動にレッツラゴ〜!!。しかし、謂れのあるマツは境内にありましたがご神木ではありませんでした。境内にあったマツは「旗かけの松」というもの。とても立派なマツでしたので、事務所の方に「あれはご神木ですか。なにか謂れはありますか?」と質問をしたところあれこれと調べてくださり古い資料を発見! 源頼義が前九年の役(1051~62年)で奥州征伐に向かう途中、 高幡不動尊に戦勝祈願。軍旗を立てかけたと伝えられる松(現在2 代目です)で、この名で呼ばれるようになったとか。とはいえ、「そんな歴史があったなら、きっとこのマツには必勝の願いを託すことができるじゃないかなぁ」と勝手に思ってしまいました。
あじさいまつり 6月1日〜30日
筆者が訪れたのは5月中旬だったため、あじさいにはちょっと早かったのですが、とにかく境内にはたくさんの山あじさいがあり、その品種は驚くほどの数でした。品種名が書かれいるので、ひとつひとつの花とその名を見ながら歩くのもオススメです。なかにはぴったりと思える名前もありました。とはいえ、山あじさいというだけにちょっとした山歩きになります。ヒールやパンプスではなく、しっかり歩ける靴で行かれるほうがいいでしょう。
植物観察を楽しめます!
境内にはあじさいのほかにもいろいろな植物があります。それらには、すべてに名前が書かれた札が立っています。もう、ちょっとした植物園です。変わった植物もあり、八重咲きのドクダミなども見ることができました。
コロナの季節、心身ともにリフレッシュ
高幡不動の土産物屋さんでちょっと珍しい「ハスの実の甘納豆」や、おみくじ入りのせんべいなども販売していました。
外出するにも逡巡してしまう毎日ですが、どこかへ行くなら、できるだけ空いている時間に電車かマイカーを使っての寺社巡りなどはオススメです。
- 『高幡山明王院金剛寺』:東京都日野市高幡733
(グリーンアドバイザー、開運植物文様研究家 藤依里子)