[ビワ]Totさんの“ハーブ活用術”Vol.9 ビワ|バラ科ビワ属|エバーグリーン

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今回ご紹介するのは、昔から「薬効の宝庫」といわれているビワの葉です。

江戸時代には、さまざまな生薬とビワの葉を混ぜて煎じた枇杷葉湯(びわようとう)を売り歩いていたといわれます。

自宅近くの野生のビワの木

自宅近くの野生のビワの木

 

表面は濃い緑色で、裏は一面に綿毛が生えています。古い葉ほど薬効が豊富といわれています。

ビワの葉

ビワの葉

まずさっと水洗いします。裏の綿毛をブラシなどで取り除きます

まずさっと水洗いします。裏の綿毛をブラシなどで取り除きます

水気がなくなるまでしばらく干します

水気がなくなるまでしばらく干します

適当な大きさに切って天日干しにします

適当な大きさに切って天日干しにします

よく乾かしたビワの葉

よく乾かしたビワの葉

 

お湯を注ぐとビワ茶になります。お風呂に入れるとあせもやかぶれにも有効です。

焼酎漬けにするとビワの葉エキスができます

焼酎漬けにするとビワの葉エキスができます

今年の初夏に作ったビワの葉エキス

今年の初夏に作ったビワの葉エキス

 

打ち身や捻挫のとき、布にこのエキスを含ませ患部にあてると痛みをやわらげてくれます。そのほか小さい傷や火傷、口内炎などにも効果的です。

ビワは実が美味しいだけでなく、このように葉もいろいろ活用できて「万能選手」といえますね。

 

(メディカルハーブコーディネーター Tot)

ビワの葉