今回ご紹介するのは、昔から「薬効の宝庫」といわれているビワの葉です。
江戸時代には、さまざまな生薬とビワの葉を混ぜて煎じた枇杷葉湯(びわようとう)を売り歩いていたといわれます。
表面は濃い緑色で、裏は一面に綿毛が生えています。古い葉ほど薬効が豊富といわれています。
お湯を注ぐとビワ茶になります。お風呂に入れるとあせもやかぶれにも有効です。
打ち身や捻挫のとき、布にこのエキスを含ませ患部にあてると痛みをやわらげてくれます。そのほか小さい傷や火傷、口内炎などにも効果的です。
ビワは実が美味しいだけでなく、このように葉もいろいろ活用できて「万能選手」といえますね。
(メディカルハーブコーディネーター Tot)