こんにちは。エバーグリーン編集部のまえだです。
瀬戸内海には、ハッサクが名産の因島やレモンの産地の生口島、みかんの島と呼ばれる周防大島など、かんきつ類を産地とする島がたくさんあります。瀬戸内海に面した広島市内でも、庭でかんきつ類を育てているお宅をよく見かけます。
寒い時期に黄色い実がたわわに実っている木を見つけると、なんとなく暖かくて豊かな気持ちになるのは、私だけでしょうか。先日、友人から「うちの庭で採れたのよ」とレモンをいただき、私もかんきつ類を育ててみたくなりました。
かんきつ類の育つ環境を調べてみると、寒さに弱い種類が多いようです。温州みかんの場合、冬の気温が5度以下にならない場所、水はけのよい土壌も必要だそうです。瀬戸内の島々は、気候が温暖だし、傾斜があるので、水はけも十分。かんきつ類を育てるには、絶好の土地柄というわけなんですね。
わが家は、広島市内とはいえ北のはずれで標高が高い場所なので、冬は気温が低く年に数度は10センチ以上の積雪もあります。それでも、憧れの黄色い実のなる庭を目指し、なんとか育つ品種のかんきつ類はないかと探してみると、ありました!
それは、キンカンとユズです。どちらもかんきつ類の中では寒さに強く、比較的育てやすいそうです。ただ、ユズは「桃栗3年柿8年。ユズの大馬鹿18年」と言われるほど、なかなか実がなりません。
でも、キンカンなら、3月下旬~5月上旬頃に2年生の接ぎ木の苗を植え付ければ、翌年には実がなるそう。よし、これに決まりです!
まだ、苗を購入してもいないキンカンですが、友人におすそ分けできるくらいたくさん実がなったらうれしいな、はちみつ漬けにしてみようかな、と今からあれこれ夢見つつ楽しみにしています。
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