植物図鑑
クロヨナ
クロヨナ属
クロヨナ
学名:
Pongamia pinnata
〔基本情報〕
海岸や石灰岩地にはえる高さ7~10mの常緑高木。
葉は互生し、5~7小葉からなる奇数羽状複葉です。
小葉は長さ5~12cm、幅4~8cmの卵形~楕円形となり、表面に光沢があります。
枝先の葉腋に出る偽総状花序に、淡い紅紫色または白色の蝶形花を多数つけます。
果実は豆果で、赤橙色の種子が1個はいります。
豆果は海流に乗って散布されます。
〔利用〕
種子から採れる油(ポンガム油)はロウソクや石鹸のほか薬用にもされます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
南西諸島では露地栽培が可能で、街路樹などにされます。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
剪定をおこなう場合は開花後に行います。
病虫害としてはオキナワビロウドセセリの食害があります。
名前
クロヨナ、Indian beech、Pongam oiltree
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(屋久島以南)、アジア~オーストラリアの熱帯・亜熱帯
形状
直立
草丈・樹高
7000〜10000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
偽総状花序
花弁の数
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
60〜150
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐潮性、非耐寒性
用途適性
公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
病害
虫害
オキナワビロウドセセリ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
82585
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