植物図鑑
タヌキマメ
タヌキマメ属
タヌキマメ
学名:
Crotalaria sessiliflora
〔基本情報〕
平地や丘陵地の日当たりのよい草地や道端で見られる高さ20~70cmの一年草。
全体に褐色の長い毛がはえます。
茎は直立します。
葉は互生し、長さ4~11cm、幅0.3~1cmの線形~狭長卵形で、葉の縁には褐色の長い毛がはえます。
葉の基部には長さ4mmで線形の托葉があります。
葉は単葉に見えますが、1小葉からなる掌状複葉です。
茎先に長さ1~10cmの総状花序を出し、2~20個の花をつけます。
花は青紫色の蝶形花です。
萼は大きく、褐色の毛が密にはえ、花後にさらに大きくなって果実を覆います。
果実は長さ1~1.5cmで長楕円形の豆果で無毛です。
果実は熟すと左右に2つに割れ、4~30個の種子を出します。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
種子はとりまきとします。
日向~半日陰で水はけのよい土を好みます。
栽培は容易です。
水やりは鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
名前
タヌキマメ(狸豆)
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:東北地方南部、四国、九州、琉球)、朝鮮、中国、東南アジア
形状
直立
草丈・樹高
200〜700mm
葉の形
掌状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
単葉に見えますが、1小葉からなる掌状複葉です。
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
10〜100
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
50962
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