植物図鑑
サラシナショウマ
サラシナショウマ属
サラシナショウマ
学名:
Cimicifuga simplex
〔基本情報〕山地の落葉広葉樹林内や林縁、草原などでみられる高さ50~150cmの多年草。
太い根茎があります。
根茎からは毎年1本茎を出し、茎の上部には白い毛がはえます。
葉には根出葉と茎に互生する茎葉があります。
根出葉と茎の下部の葉は大きく、3回3出複葉となります。
小葉は長さ3~8cmの卵形で、しばしば3裂して、縁には不揃いな欠刻状の鋸歯があります。
葉の両面には細い毛がはえます。
茎の上部の葉は2~3回3出複葉となります。
長い円柱状の総状花序を出し、花序には短い白い毛が密にはえます。
花は白色で小さく、花弁状の萼片と花弁がありますが、開花後すぐに落ちてしまい、花には多数の白い雄しべがめだちます。
そのため、花序はブラシ状に見えます。
花には花柄があります。
果実は長さ1cmほどの袋果です。
〔利用〕若芽を山菜として食べるほか、根茎は「升麻」という生薬として扱われます。
〔備考〕若芽をゆでて水にさらしたことから「晒菜」の名があります。
名前
サラシナショウマ(晒菜升麻)、イッポンショウマ(一本升麻)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国、シベリア東部~カムチャッカ、千島、樺太
形状
草丈・樹高
500〜1500mm
葉の形
葉の生え方
互生、根生
縁の形
鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16726
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