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植物図鑑

キヨミトリカブト

トリカブト属 キヨミトリカブト
学名: Aconitum kiyomiense

〔基本情報〕
岐阜県飛騨地方の高地でみられるトリカブト。
湿地のほどりなどでみられ、高さ1~2mになる疑似一年草です。
茎は中ほどからよく枝分かれし、枝は広い角度で広がり、よくのびます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉と茎の下部につく葉は開花期には枯れています。
茎につく葉は互生し、長さ8.5~15cm、幅8~16cmの五角形状で、掌状に深く3裂するか基部まで3裂し、裂片にはさらに羽状の欠刻があります。
長さ18~45cmにもなる円錐花序を出し、10~40個の青紫色または紅紫色の花がつきます。
花は5枚の萼片が花弁状になり、上側の1枚がかぶとのような形をしています。
かぶと部分は円筒状の円錐形で短い嘴があります。
花弁はかぶとの中にあり、太く短い距があります。
距は180度に屈曲します。
雄しべは無毛です。
果実は袋果で、ふつう斜上します。

〔備考〕
岐阜県清見村(現在は高山市)で最初の標本が得られたことにちなんだ名です。

名前
キヨミトリカブト(清見鳥兜)
生活型
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(岐阜県)
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
青、紫
花径
花序の長さ
180〜450
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
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農林水産省品種登録品種名称
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