植物図鑑
トキワススキ
ススキ属
トキワススキ
学名:
Miscanthus floridulus
〔基本情報〕
海岸近くの日当たりがよい場所でみられ、高さ2m以上になる常緑多年草。
地下茎は短く、枝分かれして大きな株となります。
茎は直立してかたいです。
葉は長い線形で白色の太い中央脈が目立ちます。
葉の縁には鋭い鉤状の刺があってざらつき、手を切ることがあります。
茎の先に長さ30~50cmの大きな散房花序を出します。
花序の主軸がほぼ花序の全長までのびます。
花序には多数の細長い枝が一方に傾いてつきます。
この枝に2個の小花からなる長さ3.5mmの小穂を多数つけます。
小穂の基部には白~淡紫色の毛があり、葯や柱頭が紫色のため、花穂全体が紫色を帯びます。
外穎には長い芒があります。
〔栽培〕
増殖は株分け、実生によります。
日当たりと水はけがよい場所であれば特に注意する点はありません。
名前
トキワススキ(常磐薄)、Pacific Island silvergrass
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ススキ
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
9月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方南部以西~琉球)、中国南部、台湾、太平洋諸島
形状
草丈・樹高
2500mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、公園・庭園、屋上緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69139
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