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植物図鑑

タシロラン

トラキチラン属 タシロラン
学名: Epipogium roseum

〔基本情報〕
常緑樹林内でみられる高さ20~50cmの多年草。
菌従属栄養植物で、葉緑素をもたないため全体が黄白色となります。
太い塊状の根茎をもち、地上茎は直立します。
葉は茎に数個が互生し、鞘状で膜質です。
総状花序にやや多く花をつけ、花には膜質の苞がつきます。
苞は長さ0.8~2.2cmの披針形です。
花は白色で、萼片と側花弁は長さ0.8~0.9cmの披針形で先がとがります。
唇弁は長さ0.8~0.9cmの広卵形で紅紫色の斑点があり、内側中央にとさか状の隆起線が2本あります。
距は長さ0.4cmの長楕円形です。
子房は楕円形で長さ0.5cmほどと大きいです。
果実は蒴果です。

〔備考〕
名は日本で最初に発見した田代善太郎を記念したものです。

名前
タシロラン(田代蘭)、タカトリラン(鷹取蘭)、ghost orchid、leafless nodding orchid
生活型
菌従属栄養植物
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
菌従属栄養
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方以西、四国、九州、琉球)、アジア亜熱帯~熱帯、熱帯アフリカ、オアセアニア
形状
草丈・樹高
200〜500mm
葉の形
特殊
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
黄白、白
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
NT:準絶滅危惧
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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