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植物図鑑

キミノセンリョウ

センリョウ属 キミノセンリョウ
学名: Sarcandra glabra f. flava

〔基本情報〕
高さ50~150cmの常緑低木。
茎は直立して、まばらに枝分かれし、緑色です。
葉は対生する単葉で、長さ6~15cm、幅2~6cmの長楕円形で先がとがり、縁には波状で先が細くとがる鋸歯があります。
葉の表面にはやや光沢があります。
葉柄は長さ0.5~2cmです。
枝先に2~3回枝分かれする長さ2~4cmの穂状花序を出します。
花は小さく黄緑色で、花弁はありません。
果実は径5~6mmで球形、黄色く熟します。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
実生の場合は完熟した果実から果肉を完全に取り除き、種子だけにして取り播きとします。
植栽適地は関東地方南部より南です。
明るい日陰で水はけがよく適度に湿った肥沃な土壌で、強風があたらない場所が適します。
建物の東側や常緑樹の陰などに植えるとよいです。
強い日射しでは葉焼けし、暗すぎると実つきが悪くなります。
冬は寒風が当たらないようにし、寒冷地では防寒します。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水を与えます。
庭植えの場合は極端に乾燥しないかぎり水やりは必要ありません。
施肥は特に必要なく、チッ素分の多い肥料を施すと葉ばかり茂って花や実がつきにくくなります。
花がつかなくなった古い枝は地際から切り取ります。
病虫害は特にありません。

名前
キミノセンリョウ(黄実千両)
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
11月、12月、1月、2月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方南部・東海地方・紀伊半島以南、四国、九州、琉球)、台湾、中国中南部~インド(アッサム)
形状
草丈・樹高
500〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
穂状花序
花弁の数
花の色
黄、緑
花径
花序の長さ
20〜40
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20803
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