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植物図鑑

アサリナ

ツルキンギョソウ属 アサリナ
学名: Asarina

〔基本情報〕
つる性の常緑多年草ですが、耐寒性が弱いため、日本ではおもに一年草として扱われます。
細いつるが数mほど伸び、葉柄と花柄で他のものに巻きつきます。
葉は単葉で、茎の下部では対生、上部では互生し、三角形~矛形となり、縁には欠刻または鋸歯があります。
花は葉腋につき、花の色は青、紫、ピンク、白、黄色などです。
花冠は漏斗形で先が2唇形に5裂し、花筒の基部がやや膨れます。
果実は蒴果です。

〔栽培〕
増殖は実生、挿し芽によります。
霜が降りない地域であれば越冬するものもあります。
日当たりと水はけのよい肥沃な場所を好み、多湿を嫌います。
夏の強い西日が避けられる場所のほうが適します。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は控えめでよく、地植えの場合は元肥を施せば特に必要ありません。
つるが伸はじめたら支柱やネットに誘引します。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
現在、北アメリカ産のものはHolmgrenanthe属、 Lophospermum属、 Mabrya属、 Maurandya属、Neogaerrhinum属にそれぞれ細分されています。
日本でよく栽培されているものはツタバキリカズラ(Maurandya barclayana=Asarina barclayana)です。

名前
アサリナ、trailing snapdragon
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部、北アメリカ南部
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、互生
縁の形
鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
黄、青、紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
49800
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