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植物図鑑

広葉マウンテンミント

アワモリハッカ属 広葉マウンテンミント
学名: Pycnanthemum muticum

〔基本情報〕
高さ30~90cmになる多年草。
茎は断面が四角形です。
葉は対生する単葉で、長さ3~8cm、幅1.5~3.5cmの卵形~楕円状披針形となり、先がとがり、基部は円形~心形となり、ほぼ無柄です。
葉の縁には低い鋸歯があります。
葉にはミントに似た強い香りがあります。
茎先や葉腋から平らで密な団集花序を出し、ピンク色の2唇形花をつけます。
花序の下につく葉状の苞が銀白色を帯びてベルベットのような質感となり、開花期には株全体が白っぽく見えます。

〔利用〕
アメリカ先住民が民間薬として利用しました。
葉をハーブティーにします。

〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと水はけがよく、肥沃な土壌を好みます。
半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
環境が合えば放任でもよく育ちます。
地下茎をのばして広がりますが、ミント類(ハッカ属)のように増殖しすぎることはありません。
心配であれば地下に枠をつくって広がらないようにします。
水やりは夏に晴天が続いて乾燥しないかぎり降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

名前
広葉マウンテンミント、blunt mountainmint、mountain mint、short-toothed mountain mint、clustered mountain mint
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ東部
形状
草丈・樹高
300〜900mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
4a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
79415
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