プセウドランテマム アトロプルプレウム

エランセムムモドキ属 プセウドランテマム アトロプルプレウム
学名： Pseuderanthemum atropurpureum

〔基本情報〕
高さ1～2mになる常緑多年草または低木。
葉は対生する単葉で、長さ8～15cm、幅4～10cmの長卵形～広楕円形となり、葉の縁は全縁です。
短い葉柄をもちます。
葉の色には変異が大きく、緑色、濃紫色を帯びた緑色、黄白色の斑がはいるもの、桃色などがあります。
日照条件によっても葉の色が変化することがあります。
枝先や葉腋に長さ18cmになる穂状花序を出します。
花は長さ・径とも2.5cmの筒状で、先が2唇状に5裂します。
花の色は淡い紅色または白色で、紅色の斑点がはいります。
果実は蒴果です。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
冬越しには5℃以上を保つようにし、冬は室内の明るい場所に取り込みます。
日当たりと水はけ、水もちのよい土壌を好みます。
水やりは水切れしないように注意し、春～秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春～秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニ、カイガラムシがあります。