植物図鑑
ヘンリーヅタ
ツタ属
ヘンリーヅタ
学名:
Parthenocissus henryana
〔基本情報〕
落葉つる性木本。
若い枝は断面が四角形です。
葉と対生する位置に先端が吸盤となる巻きひげがあり、この吸盤で他のものに付着します。
巻きひげは4~7本に枝分かれします。
幹は太くなると多数の気根が出ます。
葉は互生し、5小葉からなる掌状複葉です。
小葉は長さ3~10cm、幅1.5~5cmの卵形~長楕円形で、葉脈に沿って銀白色の模様があります。
葉の縁には鋸歯があります。
葉は秋に紅葉します。
集散花序を出し、緑色の小さな5弁花をつけます。
果実は径0.8~1cmの球形の液果で、青黒く熟し、表面に白粉がつきます。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日向~半日陰で水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
日当たりが悪いと紅葉の発色が悪くなります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は鉢植えには春~秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
名前
ヘンリーヅタ、Chinese Virginia-creeper、silver vein creeper
生活型
つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
中国
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
掌状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
葉脈に沿って銀白色の模様があります。
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
緑
花径
花序の長さ
実の色
青、紫
葉の色
赤、橙、緑、白、複色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
鉢植、壁面緑化、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
58146
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