グロリオサ

キツネユリ属 グロリオサ
学名： Gloriosa

〔基本情報〕半つる性となる多年草。
地下に塊茎状の球根をもちます。
葉は対生または3輪生する単葉で、葉の先端にある巻きひげで他物をよじ登ります。
花は葉腋から出る長い花柄の先に単生し、下向きに咲きます。
花被片は6個あり、強く反り返り、縁は波打ちます。
雄しべは6本あります。
雌しべの花柱は直角に曲がって、水平に伸びます。
果実は蒴果です。

〔栽培〕増殖は分球によります。
日当たりと水はけ、水もちがよい肥沃な土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたら与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥として有機質の肥料を施すほか、生育期間中は緩効性化成肥料を施します。
支柱を立てて、巻きひげを誘引します。
葉が黄色くなってきたら球根を堀上げ、日陰で乾燥させた後に、凍らない場所に貯蔵します。
病虫害としてはウイルス病があります。