植物図鑑
セージ
アキギリ属
セージ
学名:
Salvia officinalis
〔基本情報〕高さ60cmほどになる常緑多年草。
全体に芳香があります。
茎には4稜があり、よく枝分かれし、基部が木質化します。
葉は対生する単葉で長楕円形、表面にしわが多く、全体に白い綿毛に覆われ、特に裏面に多いため裏面はほぼ白色にみえます。
長い葉柄があります。
茎先に輪散花序を出します。
花は筒状の二唇形で白またはピンク、紫色と変異があります。
〔利用〕葉に精油や薬効成分があります。
生葉や乾燥葉をハーブティーとするほか、肉料理やチーズの香りづけにも用いられます。
精油は香水の定着剤、歯磨粉や化粧品に利用されます。
薬用として摂取する際、過剰摂取や長期にわたる使用はよくないといいます。
〔栽培〕増殖は実生、株分け、挿し木によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと徒長して軟弱になることがあります。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
丈夫ですが、夏の高温多湿に弱く、株が蒸れると内側や下の葉が枯れることがあるので、込み合う枝をすいて風通しをよくします。
戸外で越冬させたい場合は株元に藁を敷くなど防寒をほどこします。
名前
セージ、ヤクヨウサルビア、コモンセージ、ガーデンセージ、sage、common sage、common salvia、garden salvia、garden sage、culinary sage
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南ヨーロッパ、地中海地域
形状
草丈・樹高
600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
輪散花序
花弁の数
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
その他
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用、飲用、精油
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
13731
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