植物図鑑
コシアブラ
コシアブラ属
コシアブラ
学名:
Chengiopanax sciadophylloides
〔基本情報〕山地のブナ林内などでみられる高さ7~10mの落葉高木。
葉は互生し、5小葉からなる掌状複葉です。
小葉は長さ10~20cm、幅4~9cmの倒卵形~倒卵状長楕円形で、縁に芒状にとがる鋸歯があります。
頂小葉が最も大きくなります。
葉は秋に淡い黄色に色づきます。
葉柄は長さ10~20cmです。
その年にのびた枝の先に円錐~散形花序を出します。
花は淡い黄緑色の5弁花で、花弁の長さは1.5mmほどです。
果実は径4mmほどの球形の液果で、黒色に熟します。
〔利用〕若芽に芳香があり、山菜として食べられます。
材はやわらかく、扇子やマッチの軸にされます。
樹脂から‘金漆’という油が採れ、工芸用塗料として利用されたといわれます。
〔栽培〕増殖は実生、根伏せによります。
明るい日陰で水はけがよく、肥沃な土壌を好みます。
乾燥と夏の強い西日を嫌います。
水やりは水切れしない程度に与えます。
施肥は2~3月に緩効性肥料を施します。
病虫害は特にありません。
名前
コシアブラ、フイリコシアブラ、ゴンゼツ(金漆)、ゴンゼツノキ(金漆樹)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
日本(北海道~九州)
形状
直立
草丈・樹高
7000〜10000mm
葉の形
掌状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散形花序、円錐花序
花弁の数
5
花の色
緑
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
黄白、緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
葉
毒性
有用
食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
52437
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