植物図鑑
カシワバハグマ
コウヤボウキ属
カシワバハグマ
学名:
Pertya robusta var. robusta
〔基本情報〕
丘陵地~山地の林のやや乾いた場所でみられる高さ30~90cmになる多年草。
節のある長い根茎をもちます。
茎は直立して、枝分かれしません。
葉は茎の中ほどにやや輪生状に集まって互生する単葉で、長さ10~20cm、幅6~14cmの卵円形~卵状楕円形で、葉先はとがり、葉の縁には粗い歯牙と短毛があります。
長い葉柄をもちます。
茎先に穂状または総状の花序をつけ、数個の頭花をまばらにつけます。
頭花は9~14個の白色の筒状花からなります。
筒状花の花弁は深く5裂して、先端が反り返ります。
花床には密に剛毛がはえます。
果実は痩果で白色~淡い褐色の冠毛があります。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
春は日向、夏は半日陰となる水はけのよい肥沃な場所を好みます。
地植えの場合は落葉樹の下に植えるとよいです。
水やりは鉢植えの場合は水切れしないよう注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春に緩効性肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
葉の形をカシワに例えた名です。
名前
カシワバハグマ(柏葉白熊)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、10月、11月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:宮城県以南のおもに太平洋側、四国、九州)
形状
草丈・樹高
300〜900mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
歯牙
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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