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植物図鑑

ウスユキソウ

ウスユキソウ属 ウスユキソウ
学名: Leontopodium japonicum var. japonicum

〔基本情報〕
山地~亜高山の日の当たる草原や崩壊地、岩場でみられる高さ25~50cmの多年草。
全体に白い綿毛が多くはえ、白っぽく見えます。
茎は有花茎のみからなり、叢生して直立します。
葉には根出葉と茎に互生する葉があり、根出葉は開花期には枯れています。
茎につく葉は長さ4~6cmの披針形で全縁、葉柄はなく、葉の基部は茎を抱きません。
葉の表面には多少白色の綿毛がはえてやや光沢があり、裏面には白色の綿毛が密にはえます。
茎先や枝先に数個の頭花が密につき、周囲には白色の綿毛に覆われた葉状苞が星形に広がります。
果実は痩果で白色の冠毛があります。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
水はけのよい土壌を好みます。
山野草用の培養土や軽石と鹿沼土を混ぜたもの、水苔を少し混ぜた山砂などを用い、深めの鉢に植えるとよいです。
風通しのよい場所を好み、秋から春は日当たりがよい場所、夏は半日陰で管理し、西日や冬の乾いた寒風は避けるようにします。
水やりは多湿にならず、かつ乾燥を嫌うため乾きすぎないように注意し、秋から春は朝、夏は気温が下がる夕方以降に水やりをします。
根が乾燥すると枯死することが多いです。
施肥は控えめがよく、元肥を施すほか必要に応じて春か秋に液肥を2週間~1ヶ月に1回与え、真夏には肥料が残らないようにします。
病虫害としてはアブラムシがあります。

〔備考〕
草姿が薄く雪がつもったように見えることから名がつきました。

名前
ウスユキソウ(薄雪草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州中北部)
形状
草丈・樹高
250〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑、白
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20904
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