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植物図鑑

キクイモモドキ

キクイモモドキ属 キクイモモドキ
学名: Heliopsis helianthoides

〔基本情報〕市街地の空き地などでみられる高さ1~1.5mになる多年草。
短い地下茎をもち、茎は基部で枝分かれして株立ち状になります。
葉は対生する単葉で、卵形~卵状楕円形で、先が鋭くとがり、基部は次第に狭くなって葉柄に流れ、狭い翼となります。
葉の表面にはまばらに短い剛毛があるためざらつき、縁には粗い鋸歯があります。
葉柄は短いです。
長い花茎の先に散房花序を出し、径5~7cmの黄色い花を多数つけます。
舌状花は長さ2~2.8cmで15枚ほどあり、筒状花は半球形に盛り上がります。
果実は長さ3mmほどの痩果で冠毛はありません。

〔来歴〕明治時代中頃に観賞用として導入されたものが逸出しました。

〔栽培〕増殖は株分け、挿し芽、実生によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みますが、幅広い環境に適応するので栽培は容易です。やせ地でも育ちます。
病虫害もほとんどみられません。

〔備考〕キクイモに似ますが、塊茎ができないことからこの名がついたとされます。

名前
キクイモモドキ(菊芋擬)、宿根ヒメヒマワリ、ox-eye sunflower、ox eye
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ
形状
草丈・樹高
1000〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
花径
50〜70
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70720
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