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植物図鑑

ワタゲハナグルマ

ワタゲハナグルマ属 ワタゲハナグルマ
学名: Arctotheca calendula

〔基本情報〕
高さ10~30cmほどの常緑多年草。
匐枝は出しません。
葉はロゼット状に根出するか短い茎につき、長さ6~15cm、羽状に4~5対に裂けます。
葉の裂片は葉軸に流れて翼になります。
葉の裏面には白い綿毛が密にはえ、表面には縮れた毛がはえます。
長い花茎の先に径3~6cmほどの明るい黄金色の頭花を単生させます。
舌状花は14~17個あり、裏側は紫色を帯びます。
筒状花は紫褐色です。
花は日が当たると開き、夕方以降や曇りの日は閉じます。
総苞外片の先は反り、細くとがって黒色です。
果実は痩果で淡い褐色の綿毛が密にはえます。

〔栽培〕
増殖は株分け、挿芽によります。
日当たりと水はけ、水もちがよく、通気性のある土壌を好みます。
過湿に弱いため水はけが悪い土壌は避け、風通しの良い場所で育てます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
乾燥には耐えるので、水やりは地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥のほか、春と秋に緩効性化成肥料を施します。
咲き終わった花を残すと株が疲れるので、花茎の根元から切ります。
株が茂ってきて蒸れるようなら、梅雨前に混み合った葉を間引きます。
病虫害としてはうどんこ病やアブラムシがあります。

名前
ワタゲハナグルマ(綿毛花車)、アルクトテカ カレンデュラ、capeweed、plain treasureflower、cape dandelion、cape marigold
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ワタゲツルハナグルマ
植え付け(または播種)季節
5月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アフリカ(ケープ)
形状
草丈・樹高
100〜300mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
59788
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