タカネヤハズハハコ

ヤマハハコ属 タカネヤハズハハコ
学名： Anaphalis lactea

〔基本情報〕
高山の乾いた草原にはえる多年草。
地下茎を伸ばして広がります。
大きな葉をつける無花茎と花をつける有花茎を出します。
茎や葉は灰白色の綿毛に覆われます。
無花茎の葉は立ちあがり、長さ6～12cm、幅1～2cmの倒披針形です。
有花茎は高さ10～20cmほどになり、葉は長さ4～6cm、幅1cmほどの披針形で基部は茎に沿って流れて翼になり、茎の下部の葉は小さくなります。
葉は全縁です。
雌雄異株です。
枝先に径1cmほどの頭花が散房状または頭状にかたまってつきます。
頭花は淡い黄色で、乾いた膜質の白い総苞片に囲まれ、総苞片の基部は紅色を帯びます。
果実は長楕円形の痩果です。