植物図鑑
キッコウハグマ
モミジハグマ属
キッコウハグマ
学名:
Ainsliaea apiculata var. apiculata
〔基本情報〕
山地のやや乾いた木陰にはえる高さ10~20cmほどの多年草。
細長い地下茎が這います。
葉は茎の下部に輪状に5~11枚が互生し、長さ1~3cmで五角形または浅く5裂します。
葉の両面には長い毛がはえます。
葉柄は葉のほぼ2倍の長さがあります。
茎先に総状または複総状花序を出し、頭花をつけます。
頭花には3個ずつ小花がつき、小花は白色で、花弁が風車状によじれます。
しばしば閉鎖花をつけ、閉鎖花のみからなる花序となる場合もあります。
果実は痩果で密に毛がはえ、冠毛があります。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
水はけのよい土壌を好み、春先は日当たりがよく、夏は半日陰になるような場所で管理します。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は春と秋に緩効性肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
葉の形を亀甲、花を白熊に例えた名です。
名前
キッコウハグマ(亀甲羽熊)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道道南地方~九州:屋久島まで)、済州島、朝鮮南部
形状
草丈・樹高
100〜200mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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